【日記】今やりたいと思ってること

おかやんのあいさつ
なんかノンフィクションとの温度差がすごそう。
けどまぁええか。
今のウチはこういう人間なんやし。
ちゅーことで、タイトル通りな一つの野望があってな!

広島から大阪までを原付バイクで走りたい!
夫が亡くなってしまった今、ここにいる理由がなくなってしまったから引っ越しするつもり。
と、いうのも実は今年(2023年)、夫の死をきっかけに正月に実家に帰ったんよ。
いや~、まさかあの日飛び出した実家に生きて帰る日が来るとは思わなかった!(マジで)
二度と帰らねぇと本気で思ってたんだけどね。
少なくとも、あんなふうにして家を出た身としてはどの面下げておめおめと帰れるかと思ってたんやが。
そん時の話はまた違う機会に書くとして(それはそれで色々あった)、とりあえず上記で言った野望について今日はちょぴっと話そうと思う。
原付バイクの旅
そういうわけで広島から大阪までを原付バイクで帰りたい!(本気)
会社の人にソレ言ったら、まぁ驚かれること驚かれること。
でも理由言ったら納得してくれるんよね。
「一緒に来たから一緒に帰りたい」
言うてしまえばそれだけの理由で、私はホンダのトゥデイ(50cc)に乗って376キロの道のりを高速使わず走り切ろうと思ってる。
もはや挑戦(笑)
でもこんな機会、今を逃したらこの先二度とないやん?
やるならこれをおいて他にないと思ってなぁ。
で、やろうと決めた
ノンフィクションで駆け落ち当日の話を最初に持ってきたのは、実はこれを言いたかったが為でもある。

あの波止場。あのホテル。まだあるんやろうか……
場所なんてまったく覚えてない。
だって真っ暗やったし。
どこ走ってるかなんて分かるほど地理に明るくもなかったし。
「なんか海沿い。たぶん……岡山……?」
ぐらいしか分かんないんだわ。これが(笑)
でも行く。
夫の骨と一緒に。
骨を背負って、あの場所を探しながら帰ってみる。
出発はおそらく8月27日以降かなぁ? 夏真っ盛りやね!
いうてもまだ時間はあるし、ゆっくりのんびり帰るつもりやし、どうにかなるやろ!

死ななきゃどうとでもなるさ!!
でも途中でリタイヤしたり変なトラブルに見舞われたくないから、今からしっかり準備しておくねん。
装備・ルート・整備や備えもろもろね。
でもやりたいんやからしゃーないよな!
ホンマ新幹線より高くつくわ~。
やはりどんな時も必要なのは金!!
世知辛いねぇ。
んじゃやらなきゃいいじゃんって、でもやっぱり一緒がいいんだよなぁ。
しっかし、新調しなくちゃいけないものが多くて本当にお金がすごく出ていく。
地図は最新のがいるし。
手袋ボロボロだったから買い換えたし。
ヘルメット古かったから、それもいい機会だと思って買った。
でもね、このね、メットがね、高い。

中古なのに三万三千円!!
中古で! 買って! その値段!!
でもな~、夫が生前よう言っててん。
「ヘルメットはケチるな。一番いいの買え!」
まぁ、人体において一番大事な部分を守るところやからね。
ここでバイカーにとってのヘルメットの重要性とか書けたらブログっぽいんやろうけど、ウチそういうの面倒やわ。
そういった記事を書く日は来るかもしれんけど、とりあえず今はただただ私のことをだらだら書いていく。
ただ一応知識として言っておくと

ヘルメットはARAIかSHOEI
ウチはアライの方を使ってるんやけど、まぁどっちもたいがいお高級(笑)。
新品やと安くても五万からくらいかなぁ? 中古で最安値の買ったんやけどね。
どうしたって距離が長いし、買うとき「エエの買え!」っていう夫の声を聞いたような気がしたから、メットはいいのにしておいた!
どんなに値段が高かろうが、道のりが厳しかろうが、夫と一緒にあの日の道を走れるのならウチはそっちを選ぶ。

ウチはそういう女っすわ〜
問題2 骨を、何に入れよう……
知ってるかい。骨壺って、めちゃくちゃ重いんだぜ……。
通常入ってるあの白い箱ごとバッグに入れて背負うっちゅうにはあまりに重い。

さすがに重すぎる!!
だからもう少し軽い容れ物に移したいんよねぇ。
会社の人にそれ相談してみたんやけど、聞いた相手の体験談が普通じゃなかった。
「昔……俺が中学のときかな? 友達が『おじいちゃんの骨を海にまきたい』っていうから『じゃあ行こうぜ!』ってグループの皆と海に行ったんやけど、その友達のおじいちゃんの骨入れてきた容器が海苔の容器でさ」
「海苔? 食べる……あの?」
「そう。あの海苔の。よくスーパーにあるプラスチックの」
「プラスチックの」
「そう。で、骨入れてたのがアニメのキャラが描かれたトートバックでさ」
「アニメのトート」
「そう。ワンピースの」
「ドクロが描かれた?」
「そう。ドクロが描かれた。ドクロの描かれたトートバックから無造作に出てきた海苔容器、しかも取り出した瞬間中身が分かる透明」
「よりによって透明」
「めっちゃ骨がよく見えたし、しかもフタは赤やった」
「……よう覚えてんな」
「あれは忘れられんわ(笑) あまりのシュールさに笑ったらいけんのにみんな爆笑したもん」
っていうありがたーい思い出話をちょうだいしたよ。
それはシュールだったろうな……その場にいた者しか分からんシュールさがあったろうなぁと思ったわ。
笑ってはいけないと思うほどに笑いを誘うあの感覚はなんなんやろうか。
海苔……どこにでもある海苔の容器……安っぽいプラスチックの透明の中に無造作に揺れる人骨……。

シュールや……
それはさておき。
ウチが夫の骨を海苔のプラスチックに入れたらさすがに夫はキレると予想される。
ああ、絶対怒るね。
そんなことなったらウチのくしゃみが止まらんくなる。
なんでくしゃみが出るのかって、それはとある本!
「入門先祖供養ノート」ってやつにこう書かれてたからなんよ。
こういった戒告は首から上の症状に現れることが多いのが特徴です。目がショボショボしたり、耳がキーンとなる。鼻がズルズルする。耳垂れが出る。首がこる。ノドが痛い。
小児ぜんそくもほとんどはなんらかの先祖の戒告だそうです。大人は平気でも、体力のない子どもにくることが多いのが戒告の怖さです。
だそうな。
なんや知らんけど、霊障ってのは首から上に現れるものなんだって。
ホンマかどうかは知らんけど、ウチ今、夫の骨を砕いて首からぶら下げてるんよ。
手元供養っていうの?
砂時計の形をしたネックレスに、夫の喉仏の骨を砕いて容れて。喉仏って一つしかないやん?

それで今はずっと一緒❤️
それをしたのがちょうど四十九日やったなぁ。
砕いて、砂時計にして、「よし!あとでつけよう」って思って立ち上がった時、くしゃみが連続で出て止まらんくなってな(マジで)。
「い、今着けろってか??]とかなんとか言いながら、慌ててネックレス取って首から下げたらピタっとくしゃみが止まったという(実話)。
それ以来、くしゃみが連続で出るときは夫が何か言いたいことがある時、と思うようになってん。
ただの気のせいと言えばそれまでやけどさ。
あの人、ホンマにウチのこと大好きやから。
そういうことしそうというか。
まぁする人やわ(笑)
で、話は戻るけど骨ですわ。
なんかエエ容れ物ないかなぁ。
「ゆず茶入ってたビンに入れたら、怒るかしら……」
あんまり失礼やないモンに入れたらんと、道中くしゃみ止まらんくなりそう(笑)
あ~悩むわぁ~。
でも第一候補はゆず茶のビンにしておこう。
他にええのんないし。
っていうか、あの大きさに骨太なあの人のそれが全部入る気がしない……うーん、あんまり罰当たりなことしたくないしなぁ。
いやそれも今更かぁ。