#32「病院行くまでとにかく時間がかかった」

おかやん

保険に入る

さすがにこれ以上放置するわけには、と思い、

派遣会社の方で

「社会保険に入らせてください」

と言った。

担当の人に夫が言ったんだけども、

待てど暮らせど音沙汰がない。

なので、送迎の折に私の方から担当に伝えた。

夫が「入りたい」と言ってから1ヵ月後だった。

どうにも忘れていたらしい。

もしかしたら舐められていたのかもしれないし、

夫はそういう所、妙に運がない。

でも、なんとなくウチが思ってしまうのは

なんか神様みたいな力で、そうなったみたいな気がしている。

夫がしたことって、それだけ多くの人をめちゃくちゃ不幸にしたんだと思う。

自分だけを優先した無責任な行動が

自分自身を不幸にしていってるんじゃないかと、

この時の転がりっぷりを振り返ると納得してしまうというか。

とはいえ、かなり遅くはなったが、

ウチが「保険に入りたい」と上司に伝えてから、

1週間後には保険証が手元に来た。





まずは小さな眼科へ

家のすぐ近くに眼科があるにもかかわらず、

「何となくあそこは嫌」

という理由から、

家から4キロ先の町の眼科へ行った。

そこならいいようにしてくれると思ったからだ。

でも、町医者では対処できないらしく

「紹介状を書くからすぐ大きな病院へ行け」

と言われた。

「どこ行っても言われること一緒やん!」ということに気付けないほど、

私も夫も医療や保険に関して無知だった。

「無知」って本当に、転がるように人を不幸にするなぁ~とつくづく思う。







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アラフォー主婦のノンフィクション雑記ブログ
21歳で駆け落ちした経歴を持つ、現在39歳の未亡人です。 このブログが多くの人に読まれ、亡くなった夫のことを私以外の誰かにも知って欲しい。
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