【日記】原付バイクの旅1日目

挨拶と言い訳
おはようございます!
今日もそこそこ元気なおかやんです。
腰もどうにか痛みはひいた。
日常が落ち着いてきたから、ちょっと引っ越しの振り返りでも、と思って。
動画はまだ編集してないねんなぁ。
パソコンでやりたいけど、どうやったらデータをいれられるかまだよくわからない。
どこかで時間見つけてやらなくちゃなぁとは思ってるけど、いかんせん初めてトライすることやから時間かかると思う。

なので動画に関してはもう少し待ってほしい
そのうち必ず着手はするけど、いかんせん毎日なにかしらすることがあって、ブログにかけられる時間がまだ少ない。
ノンフィクションの方も更新したいし、でも引っ越しした後って予想以上に慌ただしいわぁ。
会いたい人もいっぱいいるしね。
金ない慣れない余裕ない中で、それでもやれることやっていくから、もう少しお待ちを。
だいたいにおいていっぺんにチャレンジしすぎやねんなぁ、ウチ。
まぁそれも性分か……
出発は唐突に
引っ越しした当日。
とにかく業者が来た時間はめちゃくちゃ早くて助かったわ。
朝8時ちょうどくらいにきてくれて、ふたりがかりで10分くらいで14箱ある荷物を降ろしてくれて、支払い済ませて、ササッと帰っていった。
早かったなぁ。
めっちゃ息切れしてたけど(笑)
市営住宅の二階にウチの家はあったんよ。
7段ある階段が3つあって、合計で21段。
暑そうやったし、大変やったんやろな。
アート引っ越しセンターさん、ありがとう。
ちなみに広島から大阪までの引っ越し代は段ボールだけで3万4千円やった。
安い方やと思う。
その日一日は電気通してたから、エアコンつけてしばらくダラダラしてたな。
原状回復の業者さんに「引っ越しの荷物出しは終わりました」ってメールして。
「今から行きます」って言うたから始めるのかと思ったけど、その時は様子見だけして、一旦すぐに帰っていった。
そのあとに夫の友人が「最後に挨拶に行きたい!」って前日に言ってくれて、連絡してウチにきてくれたのが11時半くらい。
テレビもらってくれたのが助かった。(家のテレビの調子が悪かったらしい)
惜しみつつ話してたら12時頃に原状回復業者が畳と襖の回収に来て。
友人との会話もそこそこに最後にハグだけしてお別れを言うた。
で、シクシクしながら家に戻ったら、ゴミ捨てとかはまだやったんけど、家の中ドッタンバッタンしてたからさ。
「こりゃどうにも身の置き場がないな」
と思って業者さんに
「すみません。もう出ますので、あとはよろしくお願いします」
とあわあわしながら出発したわ。
ご近所さんは朝のうちに挨拶してたからよかった。(直前はとてもできなかった)
まさかそんな自分の家を追い立てられるように、家を出ることになるとは思わんかった。
五分で出発の準備して、バイクにまたがり、住み慣れた土地を出たなぁ。

本当に慌ただしかった………
寂寞の思いとか、後ろ髪ひかれるとか、そういったありがちな感傷に浸る間もなかった。
ただただ「アカン! もう出な!! 旅に出るべーーーー!!!!」
っていう勢いだけやった。
ちなみに見送りは原状回復業者の社長さんのみ。
ウケる(笑)
色々うまくいかない件
直前にヘルメットのマウントポジションに取り付けるのを楽天で購入してたんやけど……

間に合わなかった(泣)
アクションカメラで道中をちゃんと撮影してるんやけども、いまだ確認できてないから分からないという。
そういういらんことに気を取られつつも、初日の旅程で一番ツラかったのは
一時間に一度のペースでコンビニに寄って、休憩を取っていたんやけども、広島で寄ったコンビニはすべてイートインコーナーがなかった。
なので、一日目はめちゃくて天気のいい、クソ暑い中で飲み食いすることになった。
あれはキツかったなぁ。
どのコンビニに入っても、とにかくゆっくり休めなかった。
だらだらと商品選ぶフリしながら汗を引かせるしかなかった。
12時前に家を飛び出して(もう「飛び出す」という表現がしっくりくるような出方やったなぁ)
だからかな。
もう少し行きたかったけど、少し早めに宿を取ったのは。
尾道は昔、夫といっしょに来て、楽しい思い出があった。
あと、海の近くだったことが決め手やった。
どこか、夫と二人だけで挙げた結婚式ごっこに似た場所のように思えたから。

たぶん全然違うんやけどね。
でも良いなぁって思ったから、ここにした。
実際ホテルはすごく素敵なホテルやったし、商店街を歩いてるだけで幸せな気持ちになれた。

めちゃ綺麗なホテルやった。
一軒目に入ったホテルに空きがなくて、掃除しに出てきたそのホテルのおじちゃんに「他にホテルはありませんか?」と聞いて教えてもらったんが、このSAKURAホテルやった。
新しいホテルやったから内装もオシャレやったし、とにかくキレイで景色も良かった。
海沿いに建ってたし。
素泊まりで9900円やったのも嬉しかったなぁ
。
尾道に至るまでの旅路はちょっとしんどいもんはあったけど、ここに辿り着いたのも運命なんやと思ったわ。
ここには来るべくして来たんやと。
潮風は心地よく肌を撫でて、さみしさと懐かしさとのあいだで眺める海はこんなウチにも優しかった。

散策は夫と歩いた日を思い出して、泣きながら歩いた。
楽しかった。
本当にこの場所に泊まって良かったと思った。
いっぱい夫に話しかけながら歩いたっけな。

この道をずっと行けば、あの人に会えんかね。
切ないよ。
この時も、今も、いつだって会いたいよ。
そんなふうに旅立ちの1日目は終わりを迎えた。
夫も喜んでたらいいな、って思いながら眠った。
でも、きっと、たぶん、
あの人もそう思ってくれてるとは信じてる。